チャイコフスキーが

2016.3.31

白鳥の湖のイメージを得た場所で

31日クレムリンにて

2016.3.31

今の姿です。

Dignity

2016.3.28

今回 ウクライナでの5回のデモンストレーションの内 一回は心という字を取り上げようと思っていた。
オレナさんは シェフチェンコやゴーゴリ等と一緖にRevolution of Dignity という言葉を書いてきた。
若い多数の人々がこの言葉の下に命を落とした、とあった。
Dignityという単語はイギリスで人々の話のなかに良く出てくる言葉だつた。
三回目、政治報道関係者対象といわれた会で 最後に黒い屏風に金で 心を書く前に、私がこのRevolution of Dignity という言葉をオレナさんから知らされた と告げ、皆にこの言葉から思い出される語句や音 は何か、と尋ねた。
鼓舞する歌、一緒に耐えよう、頑張ろう、勇気を出そう、といった歌があるのではないか と考えていた。

3月25日 キエフ

2016.3.25

一つ荷物が届かない、ということがあるが無事キエフでの行動開始。
大使館で私のデモンストレーションなどのいろいろ細かいことを全てして下さる方にお会いする。
現地の人達との間で動いて下さる方無しでは事は運ばない。
朝 大通りに出ると 私の知る限りでのヨーロッパとはまた違うなんとなく懐かしさを感じさせる街並み、建物。
粉雪がハラハラと舞う  という感じ。
お昼から荷物の整理、打ち合わせ  と28日夜までの忙しい時間はが始まります。

初めての経験

2016.3.25

手荷物その2がヘルシンキからのらなかったらしい。
お土産と暖かいズボンくらいしか入っておらず
というかあまり何を入れたか覚えていないが、困ってはいないけれど、、
この報告は後程
恐れていたが 道路の雪がなくて安心しました。

明日からウクライナ

2016.3.23

以前ウクライナ大使夫人として書を一緒に勉強してくださっていたオレナさんはずっと いつか私にウクライナにきて欲しいと言って下さっていた。

この度個人旅行としてウクライナに私を誘ってくださった昔からの友人がいる。そして  その友人に誘われた、 と言うか 二人で行く、 と友人が話したら ’ボクも行きます。’と名乗りを上げてくださった男性がいて 結局3人での旅になった。

と言うわけで キエフに行きます とオレナさんに連絡すると 私のメールを赴任したばかりのオーストラリアで受け取った という返事が、、、

知り合いに頼んで会場を設定するのでデモンストレーションをして欲しい、 とオレナさんが現地の方たちに働きかけてくださり 大使館主催と合わせて5回の実演をすることになった。

イギリスと違い 行ってみなければ様子はわからないが まあどうにかなるでしょう。

ブログで上手に伝えられると良いのだけれど 連日着物で動いて喋って という予定なのできっとばたんきゅうの日々になってしまいそうな感じがします。

では 行ってきます。

荷物を成田へ

2016.3.19

寒い国への旅は初めてなので どうも荷物がまとまらない。

ちょっと寒いと 現地ではもっと寒いのだから と不安になる。

やっとスーツケースの蓋を締めて送り出し,諦めがつき,空間もでき 疲れも出てしまう。

ウクライナ モスクワ 広いところに行って深呼吸してこよう。

キエフでは 連日デモンストレーションなのでほとんど着物で。

 

あちらで待っていてくださる方たちがいるのは嬉しいことです。

これであちらの紹介をご覧いただけます。

http://www.destinations.com.ua/events/ozawa-sensei-in-kiev

 

丸善で

2016.3.2

たまたま列に並んで尋ねることになった店員さん

’ウクライナ とモスクワに行くのですが興味を持てるやさしい本を教えて’

’旅行書ではないのですね  うーむ’

’例えば私ディック フランシスのロシアを舞台の本読みました。読み終えられないような大作はダメ’

’うーむ’

’はい 探して!’

’ではまずこれなど。 あれ 私が好きなのがないなー。’

と まずドストエフスキーの ’二重人格’

オレナさんのメールにゴーゴリ とあるのを見て

’ゴーゴリ 難しいですよ。 でもこれは短いので どうでしょう?’

’帰ってから読むことになるかもしれないけれど一応 こんな時でもなければ触ることもないでしょうから いただきます。’と ’ディカーニカ近郊夜話前編’。

’モスクワを舞台にしたサスペンス とか?’

’今は妙に色っぽいの(実際の言葉は忘れました)ばかりだったりであまりお勧めできません。ちょっと面白いのがあります。’と ’犬の心臓’ を

’気持ち悪そう’

’風刺、ユーモア です。’

’ちょっと怖いけど 題を聞いたこともあるので一応’ と計三冊を求めてきました。

なんとその方はロシア文学が専門だったそうで この私の運の良さ!

さあ行く前にどのくらい読めるかしら?

行く時はやはりディック フランシスの めげず 不平を言わない主人公が活躍する競馬ものをバッグに入れて出かけます。

Born in the ,,,

2016.2.19

出先で時間があったので COREDOで ”5時前に終わる映画がありますか?”と尋ねると ”4時40分に終わるものが今予告編が始まったところです。 が、、、 私もまだ見ていませんので なんとも言えませんが、、、 大丈夫でしょうか?、、、”と何か口ごもっている。

”エグザイル の記録映画で、、、” と

こちらは時間を過ごす椅子が欲しいので ”大丈夫 行きます。” もちろんエグザイルは知っています。とは言わなかった。

三代目エグザイルが東京ドームでのコンサートを目指し そして成功 という内容だった。

会場を埋めた女の子たちがみんなとても可愛い。

自分が相対する人たちが全員笑顔 という会場にいることで性善説が身についた、自分がどんどん変わってきているのがわかる、

他のメンバーと自分を比較していたが 自分を磨いていけばそれで良いと思うようになった、

何気なく話すグループのメンバーの言葉は とても素直に心に浸みるものばかりだった。

切符の窓口のお姉さんに ”心配してくださったけれど とても楽しみました ありがとう” と報告をして 外へ

松濤美術館

2016.1.28

1月27日

”最初の人間国宝 石黒宗麿のすべて”展

書画軸 寒山拾得

ふたりがまっすぐに並んで立ち、左側箒を持たない方がスッと腕を上げている。

指の先に因指見其月

月是心枢要

の文字が。

八代目坂東三津五郎丈に ”父の寒山拾得の舞台、指さす先に永遠が見えていた。”と伺ったことがある。

私の父が畫いた二人は どうも ”やあ この間見かけた女の人は何とも美人だったなあ” などと仲良く楽しい会話をしているように見えてしまう。

今日見た二人は 勢い込まず まっすぐに立ち 指の先には自分たちの目指す地点が疑いなくそこに存在しているという簡潔、潔さを感じた。

解説書を見たら

”没する直前の作。寒山詩の一節、指が指す方向をみると そこに見える月こそ心の中の中心であるという意” とあった。

白浪五人男

2016.1.23

1月19日

新橋演舞場 白浪五人男

昔の歌舞伎紹介本に この場面を 江戸の良き日の頽廃ぶり と書いてある。

ちっびこ歌舞伎が人気を集めたのもこの一幕だった。

芝居好きの素人が一緒に口ずさめるような ある意味単調で明るい台詞回しをしてもらわなければ見る方は白ける。

心理劇ではないのだから父親に愛されない哀れな日本武尊風なものをこの華やかな短い舞台に持ち込まれても困ってしまう。

七つ面 の幕切れ ”一つにらんでご覧にいれましょう” でこの一年の厄払いをしてもらって良い気持ちになって家路に。

歌舞伎はこうでなくては

 

長野へ

2016.1.16

なんと ある政党の会で話を との依頼で長野に日帰り

特別な話ができるわけでもなく 今までどのように書と英語と付き合ってきたのかを話題にする。

小一、二、と毎朝学校に行く前 祖父と父に挟まれて筆を持ったこと、百万人の英語、第一回朝日イブニングニュースの英語弁論大会 NHK通信高校英語講座のことなど 話の筋を考えるのに昔のことを一つずつ思い出していった。

 

英語弁論大会で ”私の個人的な経験から”という題での私のスピーチの締めくくりの言葉は ”将来 私は英語を使い 習っている書を外国の人たちにも紹介したいと思います。”というものだった。

今回の講演で 場所などはうろ覚えなのだけれど 確か 芝公園にあったアメリカ文化センターの舞台で一等賞の賞状を受け取っている高校2年の私と今現在自分のことを喋っている本人が対面しているような不思議な思いを経験することができた。

イギリス湖水地方のハイアムホールカレッジでの8回の夏の講座で考えたこと、サウジアラビアの王子様がものを習うときに見せた王者ぶり など付録として話していたらあっという間に予定の一時間半がたってしまった。

それこそ 個人的な私の経験から しか話ができなかったが初春の講座ということでお許しいただくことに

その会に先立ち善光寺様の長臈村上光田大僧正 と善光寺様の栢木寛照大勧進副住職 のお二人とゆっくりお目にかかることができた。

去年NHK新日本紀行善光寺編に取り上げられた私のいとこも同席、話が弾んだ。

お二人とも比叡山のご出身の高僧で すっきり さっぱりとされたとても良い感じの方達でいらした。

いろいろ書きたいけれどまた次の機会に

 

役者も役者

2016.1.15

歌舞伎座 昼の部 梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)

クライマックスでの 剣も剣  切り手も切り手 という台詞の後 役者も役者 と大向こうから掛け声がが掛かって一層盛り上がる と大学生の頃読んだ本に書いてあり この芝居を見るたびドキドキして待っていたが 昨日初めて耳にした。

今回は狭い間に入りこんだようで今ひとつスッキリしなかった。受ける間を持てなかった感じがした。

数十年前羽子板市で手に入れた 石切梶原の役者の姿は渋く 凛々しく気に入っているが 今日の舞台の梶原は 好々爺 といった感じだった。

帰り平家物語サロンに出席。

なんと昼の部の 茨木 でお三味線を弾いている今藤長龍郎(いまふじ ちょうたつろう)さんがゲストだった。

会を主宰する橘氏がとても的確な質問をしてくださるので良いお話を伺うことができた。

茨木 のような舞踊劇 お三味線は 舞台の台詞 歌 動き全てに合わせてテンポを変えるので一回として同じ演奏はない。臨機応変さが必要。

流派によって音程感(この字で良いかどうかわかりません)が違うそれを合わせて弾く

正確なある場所を押さえないと音が出ない、 その一つの音を目指す その管理が大変。

長龍郎師は絶対リズム 絶対音感を持っているとのこと。

市川染五郎KABUKI in Las Vegas の作曲をされ今年もその公演があるそうだが 一番は古典 練り上げられた古典 と力説していらした。

書初展

2016.1.8

10日11日と太田市まちなか美術館で書初展

父の代から60年以上続いている。

多数の子供達が習っていた時代と違い 現在はほとんどが大人の作品。

毎年皆一生懸命に書いた中から一番良いと思うものを出品するのだけれど 後になって以前の写真を見ると ああこのようなものを書いていたのだ と実感する。

会場に置かれた自分の作品を見る ということはとても良いことなので皆さんにお勧めしている。

さあ 周囲の大勢の方に助けていただきながらの忙しく楽しい時間が始まります。

西新井大師

2015.12.31

31日

機会を作らないまま行ったことのない西新井大師にお参りに。

8時台に乗ろうと歩いて行ったら7時45分浅草発に間に合った。

話には聞いていたが 西新井から一駅だけの大師線でお参りに というのはなんとも良い気持ち。

切符もいらないし、何か ”好きに乗ってよ” というおおらかな感じがする。

これが名物 という古いお店のおせんべを買う。

男性が二人で焼き 私より年上と思われる女性が 手掴みで昔ながらのガラスケースから一枚ずつ掴んで包んでくれる。

ばっちい などという人は壊さないお腹を作ってからお店を訪ねなければいけないのだ。

帰り堀切で降りて土手を歩いてみた。

溝のような 面白いところに線路と駅舎がある。

川の写真を撮ろうと思ったがいい構図にならない。

電車があちらもこちらも高架で走り 高速道路もいろいろ走っている。

忙しく 全てを利用して生きる日本 という感じだった。

皆様良いお年を