イギリス便り 11

2011.7.22





空海は「書は国に合わせて書く」と言ったそうだが、

昔 絵画で見ていた通りの中国の景色をマーラーの曲にのせた

サントリーの宣伝で見た時は「本当にある風景だったのだ」と

驚いたものだった

今日 目に前に広がっているのは やさしい 掴みどころのない様な

水彩画そのものの情景

この自然を求め優雅な退職者達が居を構えるという

ハイアムホールの受講者からは学ぶことが大変多く 助けられている

日本の絵を色々思い受かべるが 現代の日本画の顔料の使い方も

我等の国情 心情なのかも知れないなと


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