昨夜 嵐山光三郎氏がご自分の今までと小林旭さんの歌とのかかわりについて 長いことラジオでお話になりました。しみじみと耳を傾ける というのはこういう状態のことなのだ と 他のことを何もしないで聞きました。
熱き心に の大ヒットの後 喉を痛められたとき お世話したのが誠次さんでした。
カムバックの舞台に招いて下さいました。
舞台で 病状その他 詳しく説明されるのを聞いて 誠次さんは 〝頭のいい人だね 僕たちよりよほど 解りやすく的確に話しているよ。” と嬉しそうに言いました。
当時は 医者は 口は下手でも腕があれば良い という時代だったのです。
“こうして皆さんに又歌を聴いていただけるのも 先生のおかげです。”とおっしゃって 熱き心に を歌われました。
1994年に誠次さんは亡くなりましたが 今でも季節のプレゼントをお届けくださいます。
病院のベッドでもお棺の傍でもテープを流していたことなど思い出され切ない時間でした。