グランドハイアット 旬房 の床の間

2013.2.14

今年のグランドハイアット 旬房 の床の間 です。

護  という字にしました。

九成宮

2013.1.26

用事があって神田の清雅堂さんへ

今プリンストン大学にある王羲之の行穣帖が以前清雅堂さんに買わないかと持ちこまれていたことを伺いビックリ。

急に身近なものに思えてきた。

私は今回新発見の方に心を動かされたのだけれど 王羲之 としては行穣帖のほうが腕がずっと定まってからのものと教えていただく。

三井からの楷書三点の話になり 素晴らしいということで盛り上がったのだけれど ”実は 九成宮の拓本としてはもっと良いものがあるのです”、と 最旧拓本版の本を見せてくださった。

”高校生になって娘を独りで東京に出せるようになったので先生の所に通わせて下さい“ と父がお願いした時 ”そうだねえ それでは一つクラスを始めようか。”とおっしゃって下さり私は直に柳田泰雲先生に書を教えていただけるようになった。

赤坂の水戸幸ビル ホテルニュージャパン 品川の小糸製作所の近くの高輪アビタシオン とずっと続いた生徒が7人いたかどうかという会で若いのは私だけだった。

まず教えていただいたのが九成宮でなんともつややかな素晴らしいお手本を書いてくださった。

その後本等で 欧陽詢はマザコンで貧弱なからだで美男子という言葉からは遠い存在だった、 彼の風貌をばかにした役人が皇帝の怒りを買って左遷されたなどと読んで 書くものとその人の見た目は違うのだなあ と思っていた

けれど 今日私は初めてこの最旧拓本を見て 彼は今まで思っていたより ずっと奥深い 魅力にあふれた外見などどうでもよいと人に思わせる男性だったのではないか と感じた。

魅力にひかれてこれは心新たに勉強しなおさなければ  とすっかり 新入生のような胸膨らむ気持ちになりました。

書聖 王羲之 展

2013.1.22

運良く オープニング出席の機会をいただき 国立博物館へ

招待客のみというのにとても込んで 本番の日々はどうなってしまうのかと心配になるほど。

書道博物館や三井美術館からの貴重な品がたくさん出ていて どのくらい自分が受け止められるか不安になってしまう。

作品は置く場所によってとても変化するものだけれど 前見た時の様子が思い出され 今度の居心地はどう? といった懐かしい想いがする。

一つだけ今回の感想を選ぶとすれば 世紀の大発見 と新聞紙上をにぎわした 大報帖。 新聞の写真で見るのとまったく違い 実物は素晴らしい。

唐時代の中国の技術者の 凄さ をまたしても実感しました。

2月26日

2013.1.20

2月26日 サウジアラビアのリアドで書のワークショップをすることになりました。

今までの外国と違うので 新鮮というか 興味深いことです。

アバヤという上着を着てデモンストレーションをします。

誠次さんはオイルショックの後 国のごますりの一環として5年間に3度アラビアに診療に行きました。

当時は女性がビザをとるのは大変ということで 私は3回とも 誠次さんが帰りにヨーロッパによるのを待って合流 アメリカ廻りで日本に戻りました。いつもイースターのころでした。

誠次さんが現地でお土産にいただいたきんきらきんのビロードのアバヤを私が着て外国大使館のパーティに行くとアラブの人たちがそばに来て 私たちの衣装を着てくれて嬉しい と言われたものです。

まだ着られますのでそのうち写真に撮りご覧いただきましょう。

今回の写真の字は 遠い です。

どんなところなのでしょうね。

イチゴ

2013.1.15

あるクラスの新年会でいただいたイチゴの糠漬けです。

私は絶対生のほうが  と言っていたかたが一口で  家に帰ったらすぐイチゴを糠味噌の中に  と意見を変えました。

食事を楽しみに、お茶を楽しみにどこもクラスが長年続いています。

何が魅力でも良いので どうぞ皆さまこの先もご一緒にしっかりお勉強を続けてまいりましょう。

でも ケーキが見えた途端私の注目がそちらに移り  コメントが甘くなる のが現実  とのことです。 スミマセン

夢芝居

2013.1.8

昨日書き初め展の後片付けをしながらラジオを聴いていたら 夢芝居 のニューバージョンというのが流れてきた。

以前流行っていた歌を録音しなおすと 思い入ればかりになってファンをがっかりさせることが多いけれど、梅沢氏のそれは声に素晴らしい深みが出ていて新鮮で驚いた。鍛えられた という感じがした。テンポをずらすのは好きではないが もう一度聞いてみたい と思いました。

今日の写真は 初

初めて書いたものをなかなか超えられないこともよくあるけれど やはりその後 駄目なものをたくさん作って その中からもう一度立ちあがる何かを見つけなくては と考えています。

 

書き初め展

2013.1.7

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

今年の書き初め展の様子です。

多数の方にいらしていただきあっという間の2日間

2日ではもったいないと言われながらも今片付けているところです。

おせちが私を呼んでいる!

2012.12.30

雨の中頂いてまいりました。 おせちが私を呼んでいる!

皆様良いお年を  来年も是非よろしくお願いいたします。

お身体お大切に  太田まちかど美術館での書き初め展は五日六日です。

粟ぜんざい

2012.12.30

菊鮨さんにおせちをいただきに行くまで少し時間があるので若松へ。
粟ぜんざいが父の好物だった。父といえば学生で東京生活を楽しんでいたころ
12カ月の趣向のお汁粉を全部食べたらただ というのに挑戦8月でギブアップしたと聞いている。
だんだん濃くなり 出てくる間があくようになって 暇潰しにしそを食べてしまったのが敗因だった
と何度も聞かされた。 さて おせちに出発!
今年はお正月前にたくさん頂いてしまうことのないよう心掛けます。

浅草へ

2012.12.28

大慌てで浅草行に乗ったところです。去年の暮は葉まできれいに拭いたのに今年はタオルとお飾りお供えを一緒に持ってあちらこちらにすみません  すみません  と言いながら15分くらいで済ませてしまいました。お供えが組み立ててあるものだったので助かりました。細かいものはお正月帰ってから飾ることにしました。明日は椿山荘で結婚式に出席です。さて これからこのお芋を半分食べようっと!冷たいのが残念ですが暖かければ匂ってばれてしまうでしょう…

そう そう YouTubeに展覧会の様子のせていただきました。
どうぞご覧くださいまし

こんな感じでした。

2012.12.2

皆さまいらしてくださいましてありがとうございます。

きちんと御挨拶できず申し訳ありませんでした。

いらしていただけなかった皆さま 会場の様子 少々ご覧くださいまし。

おいおい ご報告いたします。

懐かしい方 いつでも何度でもお会いしたい方 お目にかかれて嬉しかったです。

 

嬉しいお客様 その3

2012.12.2

以前 来年で6年目になるイギリス湖水地方での書のクラス担当への基になった イタリア文化会館での書展を開かせてくださった H夫人、その旦那様の一年先輩のH 氏の夫人、その方の二代あとの御役を最近引退されたばかりのWご夫妻 の計4人がたまたま御一緒になった。

W氏が 私が書の世界に求めている姿勢が良いと褒めて下さった。地味で時流に乗らない 物好きな勉強の仕方だけれど 認めていただけてこんなに嬉しいことはない。

会期中 コマネズミのように動き回っていて 会場が揺れているのか自分が揺れているのかわからないような時間を過ごしていたけれど 最終日 あと少しで閉場時間という時に 初対面のゆったりと落ち着いた 本物の中で時を過ごしていらした方から 私が日頃思っている事を的確に言い表していただいてポッと心に灯がともったような気持がした。

とても良い展覧会でした。

皆さまありがとうございます。

 

嬉しいお客様 その2

2012.12.1

菊鮨さんの屋号の字が好きで  という若いかたがいらして下さった。
男の人と思っていました。  と    書とは無関係とおっしゃりながら  格  本質  姿勢  への
適格な指摘に教えられること大だった。

嬉しいお客様 その1

2012.11.30

帰りのエレベーターに乗ろうとしていた若い男性に どうしてこの会を知ったのか聞きながら一緒に鳩居堂さんの前に降りた。

銀座を歩いていたら 私の名前があり 以前勤めていたアークヒルズで私を見かけていた、 懐かしかったと。

書のクラスの担当になる方ではなかったし 笑顔で こんにちは の接点しかなかった方だと思う。

今は東京アメリカンクラブに勤めていらっしゃるとか。

声をかける機会があって良かった。余りのお客様の多さに 待って 待って 今話しに来るから と言いながら お帰りいただいてしまうことばかりなので。

 

掲載情報

2012.11.29

学習院桜友会のホームページにて開催中の書作展案内が掲載されております。

小澤蘭雪・蘭の会 書作展(小澤悳子/昭43英)