午後の音楽会で昨日国立劇場で沖縄の組踊を踊られた宮城先生にお目にかかった。
ご一緒した方たちといろいろ感想を述べ合う。
王族の前で士族(と書くのだと思う)が舞うので 男性が少年と女性の役も務め歌舞伎の女形のように女として演じることはなく 髪型も女性のそれとは少し違うし 私がなんとも色っぽいと思った足を外に向けてポーズを決める姿も無理に女性らしくしないで男性としてごく自然に出る姿勢だからだとのこと。
5日からパリに行き日本文化会館の舞台で公演されるとか
とても若い方なのでこの先の立派なご活躍が思われる
国立劇場で 沖縄の古典芸能を考える に出席
よく耳にする今風テンポの曲や踊り ではなく琉球王朝の優雅で ある意味ストイックな 組踊 と 琉球舞踊の会。
足の運びは お能のよう。 女性の 足を外に向けて決まる姿勢が 艶やか。
肩や頭がぶれず 妙な色気を求めない。
小さい頃母に 頭の上に水が入った金盥が乗っていると思って歩きなさい。ドタドタ バタバタ 動くのではない と言われ続け 仕舞を習わされたことを思い出し このところのだらしなさを反省。
最後の伊野波節 という恋心の舞は何とも美しく このような女性の後なら男性は全員後を追うのではないか と思いました。
幸せなことにスヌーピー展の内覧会へのご案内をいただく。
何かとってもよい気持ちになる大好きなスヌーピーの世界。
長年親しみ楽しんでいることへの感謝の気持ちでこの帯留めをしていきました。
良く出来ていますでしょう?
知人の小牧璋子先生の関係で入会している国際アービック協会主催 赤いバラ大賞 贈呈祝賀会へ
受賞者の木村孝先生にお礼の気持ちで出席。
数十年前 東郷女子学園で私が塩月弥栄子先生のお手伝いをさせていただいていた頃木村先生もその学園でクラスをお持ちでいらした。
二回めの個展で実力が分かる とどこかで聞いて 二年続けて銀座越後屋ギャラリーで会をした時 思いがけず 木村先生が立ち寄ってくださり ”あなた これは いいわ” と
字にしてしまうと その柔らかい 何とも言えない言葉の真実が消えてしまうのだけれど、
あなた これは いいわ とおっしゃって下さった。
書の関係でなく 一般 普通の方たちに案内を差し上げての個展 が私の思うところだった。
時流 力 に関係なく 自分がこれしかない と思った勉強の仕方をしよう 人の考えなどどうでも良い 展覧会も見ていただく為ではなく勉強のためだけ という一途な気持ちだった。
初めての時 90%以上の人たちの これが好き という作品が同じだったことに衝撃を受け 私の中で書が広い世界に繋がった。
二回目 木村先生の一言が 私の目指すものが先生の美の感覚に反するものでないという 大きな安心を与えて下さった。
昨夕先生の素晴らしい受賞ご挨拶は
着物は 女を包み 隠して 隠して 包んでいても現れる とか 秘すれば花 それでいて花は美しい とか しっとりとした たおやかな 優しい とかいう言葉がさっぱりした正調京都弁でちりばめられていた。
大事な核をしっかり思い出してまた進んでいかなければ 多くの方に助けていただいている罰が当たります。
さあ昨日で長い夏バテから卒業。
今日からイギリスへ
湖水地方CumbriaのHigham Hallで一週間の書のクラスを持つようになって6年目。
ロンドンで働き成功した人たちが老後を過ごしたいと思う場所だとかでイギリスの中でも珍しい所と聞いている。
雨の多いところで夏のシェイクスピア劇も雨天決行とのこと。
いつも 悳子が太陽を運んでくる と言われるのだけれど 今年はどうなりますか、、、
行ってきまーす!
江戸東京博物館にファインバーグ コレクション展へ
土曜日だからか若い人たちで一杯だった。
中に平経正弾琵琶図屏風。
竹生島で得意の琵琶の演奏を奉納したら白龍が現れた という話で戦の場面が続く中でちょっと息が抜ける章段。
屏風の中の経正は衣の下に武具をつけているのが襟元や袖口から解った。
そうだ 戦いに行く途中だったのだ と気づかされた。見開かれた経正の眼が印象的だった.
帰りに常設展に廻ったら日本橋の模型がとても良い艶になっていた。
5月5日NHKスペシャル 新生歌舞伎座 を気持ちよく見ていた。 杮落し 4月千秋楽の最後の舞台 勧進帳、幸四郎丈の記念回数と重なってその場にいた人たちは より一層感激している場面なのだけれど あれはいけない いただけない
なんと 弁慶の飛び六方を観客がそろえた手拍子で送った。
学芸会もどきの歌を聴きもせず観客が飛び跳ね日ごろの運動不足解消をする気持ちはうなずけないことでもないが和物の舞台に観客の勝手なリズムを それも芸のない 一気飲みを促すようなリズムを向けることはないのではないか。
泉鏡花の歌行燈の主人公は若気の至りで 間 で 一人の名人を死に至らせてしまうのだが 日本の音楽を聴いていると それも実際に起こりえるような気持ちがする。
古典舞台の真剣勝負の世界に素人が気易く入るべきではないと私は思う。
話はころりと変わるが 歌行燈のもう一人の主人公、 作中に描かれる 彼女の不器用さが子供のころからどんなに私にとっての救いであったか知れない。 映画 獅子の座に出てくる少年と彼女が私にとってのある意味ヒーロー ヒロイン だった。
昨夜六本木ヒルズが出来て10周年のパーティで クロースアップ マジシャン の前田先生ご夫妻とお話しする時間が持てた。
いつもアークの会でお目に掛るけれど人気者の先生はファンに囲まれていらしてなかなかこのような機会はない。
お若い時は常にマジックの動きを体でし続けていらしたがこのころになって実際につながる動きではなく 合気道に熱中していらっしゃるとおっしゃって大変美しい型の写真を見せてくださった。
気合い 間 立ち姿 以前日本人は同じ側の手足を一緒に動かしていたこと その功能 うなづけることばかりだった。
小学校二年生の時 体操の試験をしますといわれ 雨の日だったので教壇上で数人ずつ足踏みをした時 私は テストだ と緊張して昔の日本人の歩き方をしてしまったことが忘れられない。
気を抜いただらしのない姿勢になってしまっているこの日頃を反省。
園田氏のお話を聞きたくて オール学習院の集い へ
小山観翁氏とともに私たち国劇部関係者が誇る存在である園田先輩の講演はいつもながら保存しなければもったいないような内容豊富なものだった。
習い事について: 日本では 練習と言わず 稽古する という文化がある という言葉に 同感
以前目を通したことのある 佐藤優氏の’自壊する帝国’ を最近読み終えたところに ’リーガの街に惹かれて’ という写真展の案内をいただいた。
自壊する帝国 にでてくるサーシャ という人物のふるさとがリーガなので とても興味をそそられた。
写真で見るリーガは 空気が澄み きりっとしている という印象を受けたのは 写真の撮り様なのか は解らないけれど こんなすっきりしたところが サーシャ と年の離れた妻 が住む町だったのだ というのが 意外なことにも ぴったりなことにも思えた。
PCのご機嫌が直ったようです。
昨夜の写真 私の左に立っていらっしゃるのがPrince Faisal。 King Faisal Center for Research and Islamic Studies の ディレクターをしていらっしゃいます。
真ん中奥の方がこの建物の中にある古文書修復センターの所長さんです。
もろもろになった教典を 和紙と日本の糊を使ってなおすことを 25年前にイギリス人から教えられたと伺いました。そのうちそこの写真をご覧いただきます。
I don’t know why I can’t write this in Japanese. Something is wrong with my PC. Can’t change from English to Japanese.
Finally I wrote the letter to the prince and sent the pictures this afternoon. I was very lazy to do it.This is the picture after the workshop at the King Faisal Center for Research and Islamic Studies in Riyadh last month.
Every friends who look at this picture, say we all look happy. Yes I was happy.
華やかで 繊細で 落ち着いていて 大きな力量がある。
筆者は御舅さんに持ちたい男性NO1 という感じ
“あなたから赤ちゃんができたと報告された次の日、あなたの周囲の方たち数人から同時に 赤ちゃんができた と聞きました、こんな珍しいこともあるのですね。” と誰かに言われている夢を見ました。
厳しかった師は”子供はできた で済むが 作品は でかした でなければならない” と恐ろしいことをおっしゃっていました。
この言葉を忘れませんので 先生 今回はお許しください。
書展への準備、出品者の書こうとする気持ちなど、両手では足らず、髪の毛の先に結び 振り乱し、体にぶつけながら運んでいる感じがします。
会場で多くの作品がそれぞれ納まるところに納まり 輝くことができますように と願うばかりです。
これから80%の作品を仕立てに持ち込むところです。
私からの細かいゴチャゴチャしたお願いをいやな顔をせず 楽しんで仕立ててくださるS氏、素晴らしいセンスで助言下さる東京松屋さん 感謝しております。
先ほど 来年イギリス湖水地方Higham Hallでの書の講習会は7月16日から23日との連絡がまいりました。
とても良いところです。皆様いらしてくださいまし。